設備の寿命を延ばし、長く大事に使う
工程イメージ図



各工程の作業内容
工程1 下地処理
- ・ケレン:サンダー等の工具を使用して、錆や古い塗膜を完全に除去します。
- ・脱脂処理:アセトンや洗浄スプレー等を用いて、油分、水分、汚れを徹底的に除去します。


工程2 穴埋め
配管に空いている穴を事前に塞ぎます。
※本記事ではKANパテ「ガラパゴス」を使用して、穴を塞いでいます。

工程3 耐熱プライマー塗布
補修箇所周辺に耐熱プライマーを塗布します。
耐熱プライマーを使用することで、高温時におけるパテの接着力低下を緩やかにし、接着力をある程度維持してくれます。
工程3.5 ガラステープを併用する場合
漏れの圧力が高い場合や、強度を増強したい場合にはガラステープを併用します。
※主剤と硬化剤を混ぜる前に、あらかじめ必要な長さにカットしておくと作業がスムーズに進みます。
工程4 主剤・硬化剤の混合
2液混合タイプ(主剤・硬化剤)の補修材の場合は、指定された配合比率に従い〝色調〟や〝状態〟が均一になるように一生懸命混ぜます。※本記事ではKANパテ「シリエポセラミック」を使用しています。

工程5 耐熱補修パテの塗布(1回目)
パテを薄く塗り広げます。このとき、ケレン作業によって表面に出来た凹凸に擦り込むように塗ることで、接着力が向上します。

工程6 ガラステープの併用
- ・塗布:ガラステープに混合したパテを塗りつけます。裏面にまで滲むようにしっかりと網目に含浸させ、テープ両面にパテを塗ります。
- ・巻き付け:補修箇所にガラステープをしっかりと巻き付けます。巻き付ける際には、強いテンションをかけて密着させることが重要です。


工程7 耐熱補修パテの塗布(2回目)
パテを約5~6mmの厚さになるように塗布します。

工程8 成形
パテがゲル化するまで少し時間を置きます。その後、ゴム手袋をはめた指先に少量の有機溶剤をつけてパテ表面を軽く撫でることで、仕上げが整い、きれいに仕上がります。
製品紹介
KNAパテ シリエポセラミック

特殊なシリコーン変性エポキシ樹脂をベースに、セラミックパウダーを高配合した耐熱補修材です。スチーム配管や高温設備の漏れ補修、摩耗環境下にある設備の補修に使用できます。本製品には、記事内で登場した「耐熱プライマー」と「ガラステープ」が付属しております。また、主剤と硬化剤は配合比1:1(重量比・容積比)で、計量・混合作業が簡単です。
※注意:本製品は、強アルカリ薬液・熱水・スチームなどが硬化物に常時直接当たる(ドブ漬け)条件での補修には適しません。配管外面からの亀裂補修など、直接浸漬にならない用途で使用してください。詳細はTDS/製品ページをご確認ください。
KANパテ ガラパゴス

切って・揉んで・貼り付けるだけ!工具や溶接要らずで、肉盛り・穴埋め・造形作業が出来るエポキシパテ・スティックです。必要分をカットして揉むだけで肉盛り作業や穴埋め作業、造形作業が容易に行えます。幅広い材料に対応しており、金属製の配管やタンク、バルブ、カバーからコンクリート、木材、石材まで、多岐にわたる素材への強力な接着力を発揮し、120℃までの耐熱温度にも対応しています。
